香港にて日本の陶磁器の卸業務に2011年から携わり物流により、器が破損したとき、破棄するのがもったいなく感じ、2013年から金継ぎを独学で始め2017−2022年まで香港にてワークショップを開催。2019年フィリピンの中学校にて金継ぎの紹介をする。

2020年帰国し、京都にて約3年を過ごし、神社仏閣を訪れ、金継ぎ、漆芸を新たに学び直す。2023年7月末大阪難波にて国内外に金継ぎ、漆、器の素晴らしさ、日本文化、ものづくりを再度見つめ直し、学び、多くの人々と共有し発信できるスペースとし繕継を始める。

日本へ帰国後、私たち日本人自身が日本文化(ものづくり)、漆に対して認識がないということに気づく。日本は器の種類に置いて世界トップクラスの数と質です。それは四季、日本料理が礎となっております。四季折々で、気候が変わり、食材が変化する。それらに沿い料理方法、器をしつらえる。それこそが日本料理、日本文化です。

 各家庭にて、好きな食材と器で食卓を華やかにして欲しい。少し高価な器でも好きなものを揃え、壊れたら金継ぎをし次の世代まで使っていただきたい。五感を使い楽しめ、家族、パートナー、仲間とのコミュニケーションの場である食卓であるほうが豊かであり良い時間を過ごせると確信してます。

:繕継: /繕い継ぐ/

繕継は主に日本文化の器、漆を中心にそれらについて学び、世代、国籍を超え交流出来る場であり、国内外でそれを発信できる場所を目指します。

3510

繕継2階は器の展示販売や、日本のものづくりの展示等を今後進める予定です。もし展示販売等でご興味がございましたらお問合せください。